知っておきたい健康用語

聞いたことがあるけれど、どんな意味なのか分からない運動や健康の用語はありませんか?
特にカタカナが多い健康用語の中から、今回は『ロコモティブシンドローム(ロコモ)』についてご紹介します。

 

★ロコモティブシンドローム

 (ロコモ)とは

筋肉や骨、関節、軟骨といった運動器の障害の総称を言います。
つまずいたり、ふらついて転倒した経験はありませんか?運動器が衰えると、日常生活の動作に支障をきたす恐れがあります。要支援や要介護状態になる原因の多くは運動器の障害と言われています。

 

★ロコモチェックをしてみましょう

①2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難である。
(1ℓの牛乳パック2本分)
②やや重い家事が困難である。(布団の上げ下ろしや掃除機がけ)
③家の中でつまずいたり、滑ったりする。
④片足立ちで靴下がはけなくなった。
⑤階段を上るのに手すりが必要である。
⑥横断歩道を青信号の間に渡りきれない。
⑦15分程度の運動を続けて行うことができない。

 

★ロコモ予防のポイント

◦主食・主菜・副菜を揃えたバランスの良い食事を。
◦筋肉の材料となる『たんぱく質』、骨折予防のために必要な『カルシウム・ビタミンD』を意識して摂る。
◦椅子を使った立ち座りを繰り返すスクワットや片足立ちを行い、足や腰の筋肉強化に。

簡単にできるので、早速挑戦してみましょう!

【立ち座りスクワット 下肢の強化】

①椅子に浅く座って、足を腰幅に開きます。
②両手を太ももの上において、重心を前にかけて椅子からゆっくり立ち上がります。
③椅子が後ろにあることを確認して、ゆっくり腰を下ろします。5~10回繰り返します。
※勢いよく座らず、椅子にお尻がつく手前で一度動きを止めてから座りましょう。

必要な食事の量や運動等の種類は年齢や体格、疾患によって異なります。
医師や医療スタッフ、専門家へご相談ください。

※疾患をお持ちの方は必ず医師にご相談の上。無理のないようご利用ください。

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