転ばぬ先の杖~転倒によるリスクと転倒予防について~
人間は加齢とともに筋力低下や歩行障害など様々な要因が重なり、バランスを保ちにくくなっていきます。
高齢者になるとこれらの要因に加え病気や睡眠によって転倒するリスクがさらに高まります。
転倒は寝たきりにつながる重大な事故になりかねません。
転倒の危険性を知り、対策をしていくことが大切です!!
転倒の危険性
要介護になる主な原因
①脳血管疾患(脳卒中)
②認知症
③高齢による衰弱
④骨折
転倒により動けない状態長くが続くと歩行機能が衰え「要介護」となる可能性があります。また、転倒が原因で起こりやすい大腿骨の骨折は歩けるようになるまでに時間がかかるため、そのまま寝たきりになることも少なくありません。
転倒を防ぐには
日頃から筋力とバランス感覚を鍛える
ウォーキングや散歩をする。
ストレッチで柔軟性を高める。
ウォーキングや散歩をする。
ストレッチで柔軟性を高める。
転倒しにくい環境を整える
すべりやすい廊下や浴室に手すりを設置、床の段差をなくす。
すべりやすい廊下や浴室に手すりを設置、床の段差をなくす。
転倒予防トレーニング
ふくらはぎの筋力を強化するトレーニング
・椅子の背もたれや壁などに手を添えて、体を安定させる
・足を肩幅と同じくらいに開く。
・両方のかかとをしっかり上げたら、ゆっくりとかかとを下ろす。
・顔を前に向けて行うことがポイント。
・お腹やお尻など体幹部分に力を入れて行うとより効果的。
・椅子の背もたれや壁などに手を添えて、体を安定させる
・足を肩幅と同じくらいに開く。
・両方のかかとをしっかり上げたら、ゆっくりとかかとを下ろす。
・顔を前に向けて行うことがポイント。
・お腹やお尻など体幹部分に力を入れて行うとより効果的。
大腿四頭筋(もも前)のトレーニング
・背もたれに寄りかからないように椅子に腰掛ける。
・両手は椅子の端を軽く持つ。
・片脚を上げて伸ばし、つま先は天井に向ける。
・そのままの状態で膝上から太ももにかけて力を入れ、5秒間キープ。
・反対側の脚も同様に行う。
・背もたれに寄りかからないように椅子に腰掛ける。
・両手は椅子の端を軽く持つ。
・片脚を上げて伸ばし、つま先は天井に向ける。
・そのままの状態で膝上から太ももにかけて力を入れ、5秒間キープ。
・反対側の脚も同様に行う。